レインウェアの話 TetonBros.
こんにちは。
秋の山の計画は皆様順調でしょうか?
大雨による土砂崩れなどで、アプローチや登山道も大変な状況になっており、
各方面からしっかりと計画を立てる必要がありますね。
登山届は必ず出しましょう。
何があるか分かりませんので。
さて、初心者/上級者問わず持ち物リストにあるのがレインウェアです。
掘り下げるとキリのない世界ですが、TetonBros.のフェザーレインが優秀なのでご紹介します。
「薄くて軽い」はザックに占める割合も減り正義ですが、反面プロテクション能力は落ちます。
プロテクション=”強度”がフォーカスされますが、実際思いっきり転べば7Dだろうと30D(表地の厚さ)だろうと当たりどころが悪ければ穴あきます。もしくは裂けます。
個人的には”薄い”と着たところで”寒い”のが問題だと思います。
体感的にほとんど変わらないという点がミソです。
真夏であろうと、標高が高いところにいれば、気温は急激に下がり、行動に支障も出かねません。
なので寒がりの方はそれなりの厚みのあるレインを常備するか、レイヤリングで工夫するか、
山行と季節によって使い分けするのがベストだと思います。
フェザーレインはどちらかと言えば、薄い方に向いていますが、現在の生地だとさらに薄くできる
はずです。そういう意味ではギリギリのところを狙っている点が個人的に好感度が高く、かつコストも
バカ高くはないのでおすすめしやすいのです。
大手メーカーのレインは3層Gore-Texだとジャケットで4万円以上と為替の関係もあり、かなり高くなってきました。
一昔前に比べてGore -Tex一辺倒から他社の素材の選択肢を視野に入れるお客様も増えてきています。
実際スペック(テスト方法など細かい話はまた次回)は昔ほど大きな差がないと思われます。
頭のサイズにもよりますが、ヘルメットした状態でフードも被れました。
もう一点フェザーレインの特徴は”通気”するところです。
簡単に書くと常時生地には空気の行き来が生じています。
結果衣類内のオーバーヒート(蒸れ)を軽減してくれます。
あくまで軽減です。蒸れないとは言っていませんが、それでも通常の透湿を謳う素材に比べると
結構涼しさを感じます。(場合によっては寒いということにもなり得ます)
レインウェアは生地の進化により、かなり高いスペックを有するようになりました。
高価ですが薄く軽い防水素材のジャケット・パンツは冬山を除いて年間使用できます。
ご自分にはオーバーだと思わず、秋の雨は時に命に関わる危険なシーンに変わる可能性も
ありますのでしっかりとした装備を準備しましょう。
TetonBros.
Feather Rain JK(Unisex)
190g(Size M)
¥31,900(tax in)