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2025.01.23

山の話 冠山

 

 

 

 

 

福井と岐阜の県境にまたがる冠山は、冠トンネルができたことでアクセスがしやすくなり、冬の登山者が増えたそうです。

 

 

 

標高約1200m と大したことないのですが、Corosのデータですと累積上昇1000m を超えているので、体力は結構必要だと思われます。

 

 

 

距離は往復8kmと短いため、いっきに標高を上げていきます。

 

 

 

気温はそこまで下がらず、昼には雪が腐るためなるべく早めに上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝は踏み固まったトレースなので、早々にアイゼンを履いて急登を登って行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

地形図上の旧道(古道)との分岐点を超え、ジャンクションピークまでは急登が続きます。

 

 

 

 

 

 

 

一気に視界が開け、天気がよければ東側に能郷白山が綺麗に見えるはずですが、今回はあいにく曇っていたため見られませんでした。

 

 

 

 

 

 

バリエーションルートの下見。

 

 

 

ノーマルルートでも急な箇所が多いので、クライアントがいる場合はショートロープが必要と判断。

 

 

 

 

 

 

フラットな吊り尾根を歩くこと30分。

 

 

 

 

ピークまでの最後の急登です。

 

 

 

 

 

 

 

まあまあな傾斜角度。。。

 

 

下り苦手な人はホント怖いだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事に登頂。山と渓谷を見ると頂上には三角点があるようだが、取材日は2月末。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

南側の雪稜の様子を見にいく潤さん。

 

 

 

 

 

 

 

クラックが至る所にあるため、ルートの判断を間違えるとこれからの季節は危ないです。

 

 

 

どのエリアもそうですが、トレース=正しいルートではありません。

 

 

 

 

雪解けが近くなると簡単に雪崩や崩落が起きますので、きちんと周りの状況を見ながら判断してください。

 

 

 

帰りは予想通りかなり雪が解け、急降下の下りは滑りやすい状態でした。

 

 

 

 

 

 

 

平日でしたが6組くらいの人たちと出会いました。

 

 

 

ほぼ全員アイゼン(10~12本)を履いていましたが、一部スノーシューもおられました。

 

 

 

直前に降雪があればスノーシューも有効ですが、傾斜もきついのであまり向いていないと思います。

 

 

 

スノーシューは足跡が谷側にあったりするので、要注意です。

 

 

 

 

では引き続き安全山行で!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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