パックのはなし LITEWAY
こんにちは。
Noteにも書いたのですが、お店を始めるに当たって仕入れる商品には色々と制約があり、
結果的に前職と同じラインナップになってしまうことに頭を悩ませていました。
近年装備の軽量化・小型化が進み、パック自体の重量が選択肢の最優先事項に入ってきました。
登山ガイド仲間が使っているのは比較的多種多様な印象ですが、人気があるのはいわゆるアルパインパックです。
ショルダーハーネスは薄く、ヒップベルトは無し、もしくは簡易式(ブランドや容量による)、
シンプルで頑丈で軽量なものが好まれます。利便性は低いですが”慣れ”です。
しかし残念ながらアルパインパックは一般のお客様にはあまり注目度が高くありません。
不便ですし、ちょっと「ガチの人」のイメージが定着している気もします。
今トレンドを牽引しているのはUL系なんですよね。
国内メーカーの勢いというかブランディングと言いますか、すごいと思います。
大手のショップであれば、ULブランドから老舗パックメーカーまで置けますが
個人店には到底無理で、そもそもそんなに買い替えるものではありませんから
「さてどうしようかな。。」と展示会を巡っていたところウクライナのライトウェイを発見しました。
正直ブランドを良くわかっていない中、「あ、これはいい!」直感でお取引をお願いしました。
もちろんLITEWAYはULのカテゴリにいますが、強度の高い最先端の生地が惜しみなく使われています。
高価ですが、昨今どのメーカーも値上がりしていますから、捉え方によってはお買い得に感じます。
山岳シーンで使用する場合も ULTRAやECOPACKは十分な強度ですし、ジッパーも少ないので
余計な故障の心配も不要です。またポケットも最低限あるのでユーティリティも犠牲にならず軽い。
ロールトップで見開きが大きいのでパッキングがしやすい。
フィット感やフレーム入りパックの安定感を重視する方には向きません。これははっきりしています。
より軽量でスピーディに移動をしたい方には優秀なブランドだと思います。
ハイキングから登山まで、幅広いジャンルをカバーできます。
僕はスペック至上主義ではないようにしていますが、
正規代理店のPlugFlux様のHP・ブログは細かい仕様、素材の違いなどに関してきちんと掲載しておられます。
Hand Made=いいものとは限りませんが、丁寧に作られた物はそれとなく雰囲気があるものです。
もちろん他ブランドも扱いますが、まずはライトウェイのご紹介でした。
また店頭で皆様のパックに対するこだわりをお聞かせください。
よろしくお願いします。