ダウンの話② Moncler
写真のスリーピングバッグ(シュラフ)はフランス・モンクレールの50年以上前のモノです。
流石にこの時代のことは生まれておりませため知りませんwww
大大先輩の山本一夫ガイドなら詳しくご存知でしょうが。
そもそもモンクレールは今となっては高級ファッションブランドとして認知されており、こういった登山用のダウン製品がオリジナルという説明は日本サイトにすら掲載されていませんでした。
もっとアピールしてもいいのでは?と思いますが、そもそも購買層が異なり、我々が扱うダウンの10倍以上のプライスタグが付いていても売れているわけですから過去の事はもはやどうでもいいのかもしれません。
私がモンクレールを知ったのはトゥモローランド勤務時代。確か、キムタク氏がドラマ?でモンクレールを着たのがきっかけで爆発的に
売れたと記憶しています。
抽選販売していましたからね。すごい殺到してました。
1店舗あたり2~3着しか入荷しなかったので、希少性も拍車をかけていたと思います。
”エベレスト”とか、”バジーレ” とかだったかな。
当時は高くても14万円くらいで買えていたので(それでも高いですが)、今に比べればまだ頑張れば買える値段でした。
ちゃんとフットボックスはありますね。現在のようにダウン90%/フェザー10%ではなく100%ダウンのタグが付いていました。
元の持ち主は給与の何ヶ月分かをこれに注ぎ込んだそうで、昔は今以上に山道具は高かったようです。
表地は色褪せてますが、まだまだ使用は可能な状態です。寝袋の製品寿命は他のギアに比べて長く感じます。
話は脱線しましたが、別に懐古主義でもなんでもなく、当時先人達はこんなので寝ていましたという紹介でした。