山の話 白山その②
こんにちは。
山に登ってみたいと興味があってもきっかけを作るには難しいですよね。
ガイドにできることは少ないかもしれませんが、うまく使ってもらえる方法を自分なりに模索しています。
実際登ってみないとわからないことが多く、初心者と呼べる以前に”ハマる”=趣味になるかどうか
は結構確率的に低い気もします。
まあ昔からではありますが、何せ一個一個の必要な道具が高価。
モンベルさんの製品だって業界的に比較的安いと言っても、一般的なモノからすれば高いですよ。
海外ブランドだと尚更。
一度に揃える必要はないし、高価だからいいものとも限らないので、
ボチボチ投資してもらえるといいなと個人的に思います。(営業する気なしwww)
道具・体力・知識・経験。
それらの総合力が問われて、極端な話、命に関わることがある点は他のスポーツと少し異なる点です。
こういうと少し緊張感があるかもしれませんが、それを安心感に変えるのがガイドかもしれません。
今回のクライアントは初心者ではありますが、体力ありまくりの若者なので問題ありませんでした笑
日照時間が短くなり、白山も平日とは言え一気に人が少なくなりました。
小屋が閉まることで不安もある方も多いとは思いますが、静かな山歩きができる時期はこれからです。
(ゲートが閉まれば流石に終わりですが)
天気はあいにく高曇りでしたが、雨に降られることはなく、ちょうど良い気候でした。
今回12月の伊豆トレイルジャーニーに向けて寒さに慣れるため短パンで行きましたが、
防寒をアドリフトのフーディとアークのプロトンFL両方持っていったので問題ありませんでした。(足は寒かったけど)
比較的標高のある山ですと登ってきたその軌跡、見える風景の変化、気温の違いなどを自ずと感じてもらえますね。
ピークハントが全てではないですが、やはり達成感も初心者の方には味わってもらうことは必要な気がします。
今回は水月珈琲焙煎所の門脇さんによる出張珈琲のご褒美付き笑
山でドリップコーヒーを飲める幸せ。
道具一式ボッカお疲れ様でした(水は自分が持ちました笑)
山に対する考えや思いは人それぞれなので、こちらから何を伝えたら良いのか、それに対してどういう反応があるのか。
そういったところまでケアしながら同行するって改めてガイドは接客業だなとは思います。
なんも興味ない話を永遠されてもつまらないですからね。。。
頂上に登った達成感に加えて、無事に怪我なく降りてきた時の安堵感。
途中で見た景色とそれを収めた写真。
まあ登山やる理由なんてそんくらいです、僕はww
ご興味ある方はいつでも相談してください。
引き続きよろしくお願いします!